世界の食料価格上昇、今年底をつく可能性

 

上昇している世界食糧価格が今年下落し、底を打つものと予想されている。

22日(現地時間)、経済専門放送CNBCは、経済研究所のオックスフォード·エコノミクスが今年、世界農産物の価格が下がるとし、消費者の負担を緩和させるものと見込んでいると報じた。

オックスフォード·エコノミクスは最近公開した研究ノートで、「下落する農産物価格は食料品価格の上昇圧力を大きく緩和させるだろう」と明らかにした。

農産物価格の下落は、小麦やトウモロコシのような主要作物の供給量が十分であるためだと分析した。

企業情報会社のファクトセットによると、ここ数ヵ月間、小麦とトウモロコシの価格が豊作によって下がり続けており、小麦とトウモロコシの先物価格がそれぞれ今年に入って10%、6%下落した。

2022年にロシアが主要穀物輸出国家であるウクライナに侵攻し、小麦とトウモロコシ価格が上昇すると世界農家は栽培と生産を増やしてきたのが収穫量を増やしたと分析された。

オックスフォードはノートで栽培増加で今年8月までに収穫されるとうもろこしが記録的な水準が予想され、小麦も収穫量が2022~23年には及ばないが高いとオックスフォードの報告書は明らかにした。

オックスフォードのエコノミスト、キーラン·アーメドは、黒海を通じた穀物輸送の支障にもかかわらず、ウクライナの輸出が続いており、ロシアが輸出した小麦が国際市場にあふれ、価格が低く維持されていると説明した。

ノートは、「小麦とトウモロコシ、米が世界人口が摂取する熱量の半分を占めている」とし、「価格が世界消費者の食料品予算を動かすのに絶対的だ」と分析した。

小麦とトウモロコシとは違って、米の価格は世界米の40%を生産するインドの輸出制限に上昇の勢いを見せている。 さらに、昨年、インドのコメの収穫量が減少し、価格をさらに上昇させ、今年に入って先物価格が8%高くなった。

世界銀行によると、昨年、グローバル食糧価格が8%下落し、オックスフォード·エコノミクス·アーメドは今年、食糧価格がさらに5.6%下落するものと予想している。

問題は気候で、最近西アフリカで生産支障によるカカオ価格が急騰しており、主要作物地域の収穫の変数になりかねないと報告書は指摘した。

しかし、現在、価格はほぼ底を打っており、下半期に徐々に反騰するものと予想した。

アーメドは「価格がさらに下がると期待して購買を先送りしているアジアとアフリカの小麦輸入国が購買を再開すれば価格が反騰するものと見られる」と話した。

また、高いコメ価格にインドがさらに輸出を制限するものと予想した。

アーメドは現在、予想は今年の食料品価格が抑制されるだろうが、期待以上に価格が急騰する恐れがあるリスクはますます大きくなっているとし「私たちが予想するより食糧価格上昇圧力が続き消費者に負担になるだろう」という結論を下した。

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