西部テキサス産原油(WTI)価格が1ヵ月ぶりに再び80ドルを突破した。
17日(現地時間)、米ニューヨーク商業取引所で7月引き渡し分のWTIは、前取引日より2.4%(1.88ドル)値上がりした1バレル当たり80.33ドルで取引された。
先月17日以後、1ヶ月ぶりに80ドルを回復し、4月30日以後最も高い水準だ。
ブレント原油は2%(1.63ドル)上昇した84.25ドルで取引を終えた。 ブレント油も4月末以来の最高値だ。
国際原油価格は、夏場の需要増加など、下半期の市場状況改善への期待感から、最近上昇傾向を見せている。
先週、国際原油価格はOPECプラス(OPECプラス)、国際エネルギー機関(IEA)、米国エネルギー情報庁(EIA)が今年下半期の需要改善にともなう在庫減少を予想し、3.9%上昇した。 週間としては4週間ぶりの上昇だ。
また、計画されたOPEC+の今年第4四半期の増産が市場状況によって一時中断されたり、覆されたりする可能性があるというメッセージも価格上昇の勢いに役立った。
サクソバンク(Saxo Bank)のオレ·ハンソンは「次の四半期の強力な需要展望、10月の増産計画が状況によって変わるというサウジの安心メッセージ、そしてクォーター違反に対する注目などが原油価格を後押ししている」と話したとロイターが伝えた。
14日、米国商品先物取引委員会(CFTC)資料によると、先週投資家らはその前週売りの動きから抜け出し、再び買収に乗り出した。