日本円の価値が上昇し、米ドルに対して強気を見せている。(ドル·円為替レートは下落)米国のインフレ指標が市場予想より符合し金利引き下げ期待が蘇ったおかげだ。
16日付の日本経済新聞によると、ドル·円の為替レートはこの日午前10時基準で下方圧力の中で153.73~153.74円を記録した。 前日午後5時と比べると2.36円下落したのだ。
昨夜、米国で発表された4月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は、前年同月比3.6%を記録し、ウォール街の予想値(3.6%)に合致した。 前月(3.8%)よりは低くなった。 3年ぶりに最低水準であり連邦準備制度(Fed·連準)の金利引き下げ期待が蘇った。日米長期金利格差が減るだろうという展望が拡散し、輸出企業を中心にドル売り·円買い需要が増加した。
ただこの日午前、日本の内閣府が第1四半期(1~3月)の実質国内総生産(GDP)が年率換算前期比2.0%減少(速報値)したと発表した後は、ドル·円の為替レートが小幅上昇した。 午後12時05分現在、154.02~154.03円で取引されている。 昨年第3四半期以降、2四半期ぶりに成長率がマイナスに転じたうえ、市場予想(-1.5%)より減少幅が大きく、日本銀行(BOJ)の追加金利引き上げが難しいと展望されたためだ。